日比谷は銀座周辺にある魅力的な街であります。実は、正確には住所上では日比谷というものは存在しないのですが、各種ビルなどで日比谷を命名するなど、その知名度の高さには驚かされますよね。
その日比谷では、銀座エリアまで含めれば多くの飲食店があって、人気を博しています。この記事では、日比谷でおいしいクラフトビールが飲めるバーを紹介します。
オリジナルビールを堪能できる！ブリューインバー 主水 銀座醸造所
ブリューインバー 主水 銀座醸造所は、新橋駅から徒歩県内で日比谷からも近いロケーションにあります。30年続いた老舗のバーとして有名でしたが、2015年12月に店内にビール醸造所を設置してブリューインバーとしてリニューアルされています。少数生産の店内醸造の特徴である鮮度なビールを提供するために、独自の空冷システムを採用されています。このあたりのこだわりは、素晴らしいものがありますね。
注がれるクラフトビールは、すべてのビール好きに味わってもらいたいとの一心で、常に真心を感じさせるお店です。ビールの種類としては、フルーティなフレーバーを味わえるものからガツンと来るものまで幅広く用意されているので、その日の気分で飲み分けるのがよいでしょう。お仕事帰りの軽い一杯からデートまで気軽に利用できて、毎日利用しても新鮮味が失われることはありません。
老舗のオーセンティックバーという趣は残しつつ、硬すぎず緩すぎない店内の雰囲気は最高であり、しっぽり飲みたい方に向いています。また、デートなどで利用できるおしゃれな雰囲気が最高ですね。カジュアルにビアバーを楽しめる、バルスタイルのテーブル席は本場のバルスタイルを堪能できます。また、パーティープランもどこか本場のバルを意識したスタイルとなっていて、以下のようなメニュー構成となっています。
- 自家製ポップコーン
- フライドポテトBBM風
- アボカドと鮮魚のカルパッチョ
- 自家製ベーコンのリヨン風サラダ
- バーテンダー特製サンドイッチ
- 本日の肉料理（越後もち豚のロースト、えこめ牛のロースト、牛トモ三角の煮込みなど）
また、店内醸造のクラフトビール10種が飲み放題となるのも魅力的です。さらに、1名につきチップ2枚が渡されて、1枚につき1杯お好きなゲストビールや本格カクテルと交換可能です。これで、好きなビールを思う存分飲めますよね。
料理については、ソムリエ資格も持つフレンチ出身のシェフによって作り出されます。個性あふれるビールの魅力をさらに引き出すものばかりで、特にお肉料理は秀逸です。２軒目利用はもちろんですが1軒目からも十分使えますよね。また、パブの定番であるFish & Chipsもあって、当店の看板メニューです。シェフが店内醸造のどのビールにも合うように工夫を凝らしているのが特徴的です。
ビールは、やはりオリジナルビールに目がいきます。オリジン（イングリッシュビター）はイングリッシュスタイル・エクストラ・スペシャルビターのスタイルで、イギリスを連想させる紅茶を思わせるフレーバーとアロマが特徴です。モンド初仕込みなのですが、すでに定番かつ看板ビールとして人気を博しています。Biere de Garde（ビエール・ド・ギャルド）はフレンチスタイル・ビエールドギャルドスタイルのビールです。モンドでは定番のビールですが、他ではめったに目にかかれないフランスのビアスタイルとなっています。アルトビールを思わせるモルト由来のトースト香を楽しめて、酵母由来の華やかな風味と酸味が特徴的です。香りを楽しむために、ハーフパイントはワイングラスで提供されますよ。
Saison・Blanche（セゾン・ブロンシュ）は、クラシック セゾンスタイルのビールです。元来はベルギー南部の農家が夏の繁忙期に飲むためのビールとして有名であり、農閑期の冬に仕込んでいた歴史があります。ただ、現在では様々な解釈のもとに造られており、バラエティに富んだベルジャンスタイルエールとして位置づけられているのです。モンドのセゾンはすっきりとさわやかな味わいがありますが、そこに酵母由来の風味と酸味をプラスしてクラシックスタイルセゾンの王道をいく存在です。
New England IPA（ニューイングランドIPA）は、IPAの特徴であるホップの香りはそのまま活かしつつ、苦味を抑えて口当たりをやわらかに仕上げています。アメリカ東海岸発祥の新しいビアスタイルを楽しむことができます。別名ヘイジーIPAとも呼ばれることが多く、濁りがあるのが印象的です。また、ホップを通常のペールエールの約16倍も使用していることで、フルーティーでありながらジューシーな味わいが堪能できます。ビールが苦手な方でも美味しく飲むことができますよ。
以上のように、珍しいビールから定番ビールまで、新鮮な状態で味わえるのが最高です。
ブリューインバー 主水 銀座醸造所 （Brewin’bar monde/モンド）
所在地：東京都中央区銀座8-11-12 正金ビル B1
TEL：050-5596-3923
ドイツビールを多く取り扱う！シュタインハウス 銀座店
シュタインハウス 銀座店は、日比谷にもほど近い位置にあるバーです。お食事のシーンに合わせた席が豊富に用意されており、普段のお食事だけでなく、接待や会食ができる個室の席を用意されています。格子状の扉やブラインドで軽く仕切られた半個室では、臨場感を感じつつプライベートな空間をキープ可能です。接待、デート、合コンなど幅広い用途で利用できますよ。また、夜景を楽しめるロケーションにある点も評価できます。
アニバーサリープランが用意されていて、誕生日や結婚記念日などで利用する価値があります。実際のプラン内容は以下の通りです。
- 乾杯スパークリングワイン（ドイツ樽生ビールやノンアルコールドリンクも選択可能）
- 本日の前菜3種盛り合わせ
- シェフサラダ
- パスタ（ドイツ伝統のラビオリ風パスタ”マウルタッシェン”）
- 豚肉の赤ワインヴィネガー煮込み”ザウアーブラーテン”
- バケット
- 本日のおすすめデザート
- 食後のお飲み物（以下から選択可能）
- ・ホットコーヒー
- ・アイスコーヒー
- ・ホットティー(セイロン)
- ・アイスティー
- ・ハーブティー(ペパーミントまたはカモミール)
当日の予約も可能であるという点がうれしいですね。デザートにメッセージが入れられますので、是非利用してみましょう。メニューは、基本的にドイツ料理が中心となっていて、大定番がソーセージ盛り合わせです。ソーセージ4種類盛合せは自慢のソーセージ4種類（ヴァイスブルスト、フランクフルト、ヴァルデッカーヴルスト、カリーヴルスト）にザワークラウトを添えた豪華な盛り合わせです。ビールとの相性もバッチリですよ。
ソーセージ5種類盛り合わせは、4種盛りでは物足りないという方向けのボリューミーな一品です。もちろん、盛り合わせだけでなく単品でのオーダーもできるので、もし気に入ったソーセージがあれば単品オーダーすることをおすすめします。クラウトザラートはシャキシャキのキャベツをたっぷり使ったドイツの甘酸っぱいサラダであり、箸休めにおすすめです。魚介のグラタン～パンフィッシュ～は、マスタード風味のクリームを使用して魚介とポテトを煮込んだドイツハンブルク地方の伝統料理です。ニシンのマリネ ベルリン風は、ニシンを衣につけてたっぷりの油でソテーして、香味野菜とビネガーに漬け込んで爽やかな酸味が食欲をそそる一品でビールとの相性もよいですよ。
ロスティは表面がカリカリで中がホクホクのヨーロッパを代表するジャガイモ料理であり、アテに最適ですね。ヨーロッパ産チーズ盛り合わせはワインとよく合う定番のメニューで、ビールにもよく合いますよ。以上のメニューに合ったお酒を楽しみたい場合、シニアソムリエに気軽に相談しましょう。
ビールに関しては、ボトルビールが中心です。Flensburger（フレンスブルガー）は、デンマークとの国境であり、ドイツ最北端の港町であるフレンスブルクで製造されているビールです。他の醸造所が続々と王冠の栓に切り替えている中で、フレンスブルガー醸造所ではスウィングトップという昔ながらの栓を維持しながらビールを提供しているのが特徴です。
ピルスナーは、ホップの苦みが非常に強くてドイツでも1、2を争う辛口のピルスナーとして有名です。ゴールドは、最高級アロマホップのエレガントな香りが素晴らしい黄金のビールとして人気です。ヴァイツェンは、麦芽の香り豊かでまろやかな味わいが楽しめる、酵母の濁りが残る無濾過ビールとして女性に人気となっています。
シュタインハウス 銀座店
所在地：東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館 8Ｆ
TEL：050-5869-0734
歴史のあるお店！ドイツ居酒屋 JSレネップ
ドイツ居酒屋 JSレネップは、日比谷駅の近くにあるドイツ料理が魅力的なお店です。ドイツパンを使用したバーガーやサンドなど喫茶メニューも充実しているのが印象的です。テレビなどでも取り上げられることが多く、人気を博しています。シックな店内では、静かにお酒を楽しむための環境が整っている印象です。
コース料理が充実しているお店であり、以下のようなコース内容となっています。
- オードブル盛合せ(生ハム・スライスソーセージ・ニシンの酢漬け)
- 冷やしトマト＆オニオン・クレソンサラダ
- ジャーマンポテト
- ドイツソーセージ盛合せ
- ザワークラウト（キャベツの酢漬け）
- ドイツパン&ライ麦スライスパン
- ドイツ代表料理『アイスバイン』（ボイルorグリル）骨付き豚スネ肉
- ホッペルポッペル（ドイツ風オムレツ）
- 牛肉のビール煮込み
- お土産ドイツパン
注目したいのは、お土産まで付いている点です。本格的なドイツパンは〆としても最適ですよ。単品メニューとしては、やはりソーセージが人気です。ソーセージ 盛合せは当店１番人気メニューであり、ボイル３種、グリル４、ボイル５種、ボイル＆グリル８種などでオーダーできます。ミュンヒナーヴァイスヴルスト（ボイル）は、ミュンヘンの白ソーセージ。皮をはがしてスイートマスタードで味わえてスパイシーさも魅力的です。
ニュールンベルガーヴルスト（グリル）はニュールンベルグの白ソーセージであり、香ばしくパリッとした食感で肉汁も多くジューシーです。アイスバインボイルは骨付き豚スネ肉を塩漬けしている、ドイツの名物料理です。香味野菜とボイルしたオリジナルレシピであって、自慢の料理となっています。その他人気のメニューとしては、ブーレッテンのチーズクリームグリルであり、ドイツ版ハンバーグとなります。実は、ハンバーグの元となったドイツ料理として有名なブーレッテンですが、自家製クリームソースとチーズソースをかけて焼き上げていておいしいです。
フライシュケーゼ（ドイツ風ミートローフ）と厚切りベーコンのグリルは、腸詰ではなく堅焼きのソーセージとなっていて、厚切りベーコンをこんがり焼きあげているメニューです。自家製玉子ペースト＆ライ麦パンを添えており、あっさりいただけますよ。
ビールもドイツ系のメニューがラインナップしており、ビットブルガー・ピルスが人気No1です。ドイツ最高のブランドを誇るプレミアムビールで、キレのよい軽快な味わいと飲み口爽やかなホップの苦みが味わえます。また、芳醇で丸みのある香りが印象的で、最高品質の辛口ピルスナーとしてどんな料理にもマッチます。その他、黒ビールなどもあって人気を博しています。
ドイツ居酒屋 JSレネップ （ジェーエスレネップ）
所在地：東京都千代田区有楽町2-1-8
TEL：050-5869-4690
ドイツビールを楽しめる！
日比谷周辺のバーでは、主にドイツビールを取り扱う名店が多いですね。本場ドイツのビールを片手に、日比谷のバーで盛り上がりたいですね。
